昔の自分は「成功する人=特別な才能がある人」だと思っていました。
でも実際は、”失敗しながらも、人の話をちゃんと聞ける人”の方が強かった。
最近、本当に思います。頑張っている人ほど、自分を責めすぎている。
- 仕事、向いてないかも
- このままでいいのかな
- 周りと比べて焦る
昔の僕も、そんな時期がありました。
水野敬也著『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』は、そんな”人生が少し苦しくなっている人”の心に残る本でした。
正直、1作目ほど期待していませんでした。
でも読み進めるうちに面白くなり、なおかつかなり考えさせられました。
特に印象に残ったのは「人の悩みって、昔からそんなに変わらない」ということです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | 夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神 |
| 著者 | 水野敬也 |
| 出版社 | 文響社 |
| こんな人におすすめ | 頑張っているのに苦しい人/自信が持てない人/読書が苦手な人 |
1作目との違い|2から読んでも大丈夫?
シリーズものなので、ここは先に書いておきます。
結論から言うと、2から読んでも問題ありません。
1作目は、平凡なサラリーマンがガネーシャの課題をこなしていく話でした。テーマは「小さな行動を積み重ねること」。
2作目は、売れないお笑い芸人が主人公です。そこにガネーシャに加えて「貧乏神」が登場します。
テーマも少し違っていて、1作目が「行動」なら、2作目は「うまくいかない自分との向き合い方」です。
だから、
- とにかく動き出したい人 → 1作目
- 頑張っているのに結果が出なくて苦しい人 → 2作目
こういう選び方でいいと思います。
1作目の内容はこちらの記事にまとめています。
▶ 「変わりたいのに変われない人へ」”人生が動き出す人”の共通点を教えてくれる本
「本」は、誰かの悩みの答えだった
この本の中に出てくる「図書館に行く」という課題。
地味なんですが、かなり刺さりました。
昔の自分は、悩んだらスマホ。不安になったらSNS。そして人と比べて落ち込む——そんな感じでした。
でも本は、そもそも”誰かの悩みを解決するため”に作られているんですよね。
仕事、お金、人間関係、恋愛、生き方。人類はずっと同じことで悩んでいます。
つまり今の自分の悩みも「どこかで誰かが通った道」なんです。
これに気づいたとき、少し気持ちが楽になりました。
実際、自分自身も読書にかなり助けられました。
もし本を読んでいなかったら、お金の考え方も、人との接し方も、仕事への向き合い方も、かなり狭い世界のままだったと思います。
読書は、知識を増やすだけではありません。人生の視野を広げてくれるものなんですよね。
読む時間がない人へ
ただ、正直に言うと「本を読んだ方がいい」と分かっていても、時間が取れない人は多いと思います。
僕も営業をしていた頃、平日にまとまった読書時間を確保するのは難しかった。
そういうときに使えるのが、耳で聴く読書です。
『夢をかなえるゾウ』シリーズは、そもそも会話形式でテンポが良いので、耳で聴くのにかなり向いています。ガネーシャの関西弁も、音声だとより生きてきます。
通勤中や家事の合間に聴くだけでも、「本を読む習慣」は作れます。Audibleは無料体験があるので、この1冊を試してみるだけでもいいと思います。
成長が早い人ほど、”聞く耳”を持っている
これは営業をやっていても、かなり感じます。
最初の頃は「自分流」にこだわっていました。でも結果は全然うまくいかなかった。
そんなとき、成果を出している先輩に言われたことを、一回そのまま徹底的に真似してみたんです。
すると、明らかに変わりました。
この本でも「人の意見を聞いて直す」ことの大切さがかなり出てきます。
正直、人は注意されると嫌なものです。プライドもある。
でも逆に言うと「素直に直せる人」はかなり強い。
しかも面白いのが、成長が早い人ほど「まずやってみる」んですよね。
本で読んだこと、教わったこと、成功者の考え方を、とりあえず試す。
だから変わるのも早い。ここはかなり大事だと思いました。
「失敗を笑える人」は、かなり強い
この本を読んで、かなり印象が変わったのが「失敗を笑い話にする」という考え方です。
昔の自分は、ミスしたくない、恥をかきたくない、人にどう思われるか怖い、そんな感じでした。
でも実際、人は”自分が思っているほど他人を見ていない”んですよね。
逆に、失敗を笑って話せる人の方が、人として魅力があります。
営業でもそうです。失敗を隠す人より「いや〜、前こんなミスしまして」と話せる人の方が、場の空気が柔らかくなる。
しかも不思議なんですが、「失敗しても大丈夫」と思えるようになると、挑戦できる量が増えます。
つまり行動量が増える。だから結果的に、成長も早くなる。
ここは、かなり人生が変わる考え方だと思いました。
「たった一人を喜ばせる」も、立派な成功
今は年収、フォロワー数、実績ばかりが見られる時代です。
だからつい「もっとすごくならなきゃ」と思ってしまう。
でもこの本では「目の前の一人を喜ばせる」ことの大切さが何度も出てきます。
これには、かなり救われました。
営業でも、会社のトップセールスでなくても、一人のお客様に「あなたに担当してもらえて良かった」と言われるだけで、本当に嬉しい。
ブログも同じです。100万PVがなくても「この記事を読んで救われました」という一言が、かなり力になります。
つまり成功とは、”誰かを喜ばせた量”なのかもしれない。
そう思えるようになってから、少し生きるのが、働くのが楽になりました。
まとめ
- 2作目のテーマは「うまくいかない自分との向き合い方」。2から読んでもOK
- 今の悩みは、必ず誰かが先に通った道。だから本がある
- 素直に聞ける人、まず試す人ほど成長が早い
- 失敗を笑える人は、挑戦の量が増えるから結果的に伸びる
- 成功とは「誰かを喜ばせた量」なのかもしれない
『夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神』は「成功者になるための本」ではありません。
でも「人生に少し疲れている人」を前向きにしてくれる本です。
読んで何より感じたのは、人生は”完璧な人”がうまくいくわけじゃないということでした。
素直に学べる人。挑戦できる人。失敗を笑える人。目の前の人を大事にできる人。
そういう人の方が、最後は強い。
もし今、仕事がしんどい・将来が不安・自信がない・人生を変えたい、そんな気持ちがあるなら、一度読んでみてほしいです。
読み終わったあと、”成功”という言葉の意味が少し変わるかもしれません。
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