【チーズはどこへ消えた? 要約】「変わらなきゃ」と分かってるのに動けない20代へ

🔰 読書初心者向け

変化が怖いのは、”弱いから”ではありません。

今の場所を失うのが怖いだけでした。

20代って、自由そうに見えて、実はかなり不安を抱えていますよね。

このままでいいのかな。仕事、合ってるのかな。でも、何から変えればいいかも分からない。

スペンサー・ジョンソン著『チーズはどこへ消えた?』は、そんな”人生の迷子”のような時に読むと、驚くほど心が動く本でした。

実は僕がこの本を最初に読んだのは、小学生のときです。

もちろん、その頃のことは何ひとつ覚えていません(笑)。朝読書の時間がある小学校だったので、両親から渡されて時間つぶしにページをめくっていただけでした。

でも大人になって読み返すと、印象がまったく違いました。

「これ、大人ほど読むべき本だ」

なぜならこの本が描いているのは、変化が怖い人間そのものだからです。

項目内容
書名チーズはどこへ消えた?
著者スペンサー・ジョンソン
ページ数約90ページ(1時間ほどで読める)
こんな人におすすめ変わりたいのに動けない人/今の仕事にモヤモヤしている20代

「チーズ」とは、人生で大切にしているもの

物語には、2匹のネズミと2人の小人が出てきます。

彼らは迷路の中で「チーズ」を探して生きています。

この”チーズ”とは何かというと、

  • 仕事
  • お金
  • 恋愛
  • 安心
  • 人間関係
  • 今の生活

のような、自分が失いたくないものです。誰にでも一つはありますよね。

でもある日、そのチーズが突然なくなってしまう。ここから物語が始まります。


変化が怖いのは、「怠けてるから」じゃない

この本を読んで、1番印象に残ったのがここでした。

人は”変わりたくない”のではなく、“失うのが怖い”

たとえば、

  • 今の仕事がしんどい
  • このままじゃダメだと思う
  • 本当は転職したい

それなのに動けない。

なぜか。新しい環境に行って「もっと失敗したらどうしよう」と思うからです。

これは誰にでもあることですよね。

多くの自己啓発本は「行動しろ」「変われ」と強く書かれています。

でもこの本は少し違います。

「怖いよね。でも少しずつでいい」

そう語りかけられている感覚になります。ここが、この本が長く愛されている理由なんだと思います。


「現状維持」は、実はかなり危険

この本、短いのにかなり本質的です。特に響いたのがここでした。

物語の中に、チーズがなくなっても、その場所にずっと居続けるキャラクターが出てきます。

「きっと戻ってくる」 「変わるはずない」

現実世界にも、こういう人はいますよね。

でも実際は、会社も、人間関係も、時代も、自分自身も、少しずつ変わっていきます。しかも、ものすごいスピードで。

それなのに「今まで通り」にしがみつくと、逆に苦しくなっていく。

現状維持は、実質的に退化なんです。

特に20代は”安定”を探したくなります。でも実は、変化できる人の方が、これからの時代は強いのかもしれません。


「好きなことを仕事にしろ」だけじゃ苦しくなる

最近よく「好きなことで生きよう」「やりたいことを見つけよう」と言われます。

もちろん、それも大事です。

でも20代は「やりたいことが分からない」人の方が普通だと思います。僕もそうでした。

だからこの本を読んで感じたのは、最初から正解を探さなくていいということです。

まず動く。動きながら考える。

  • 少し環境を変える
  • 小さく挑戦する
  • 今まで読まなかった本を読む

それだけでも、人生は少しずつ動き始めます。

この本は”人生の答え”ではなく、**「動きながら探していい」**を教えてくれる本なんです。


この本がすごいのは、「短い」のに忘れられないこと

正直、内容だけ見ればかなりシンプルです。90ページほどで読み終わります。

でもなぜか、何年経っても思い出す。

人生で変化が来るたびに「あ、これチーズがなくなった時と同じだ」と、ふと思い出す瞬間が今でもあります。

だからこの本は”読む本”というより、人生で何回も思い出す本なんだと思います。


まとめ

  • チーズとは「自分が失いたくないもの」
  • 変わりたくないのではなく、失うのが怖いだけ
  • 現状維持は、変化の時代では実質的に退化
  • 正解を探すより、動きながら探していい
  • 90ページなのに、人生で何度も思い出す一冊

『チーズはどこへ消えた?』は「人生を変える方法」を教える本ではありません。

でも「変化を怖がる自分」との向き合い方を教えてくれる本です。

人生には何度も”チーズが消える”瞬間があります。仕事も、人間関係も、環境も。

その時に「終わった」と思うか、「新しいチーズを探しに行くか」。ここで人生は少し変わるのかもしれません。


「新しいチーズを探しに行く」ための、最初の一歩

ここからは、実際にどう動けばいいかという話です。

この本の最大のメッセージは「動き出そう」ですが、正直、いきなり大きく動くのは怖いですよね。

僕もそうでした。

僕は自動車ディーラーの営業から、不動産賃貸仲介の営業に転職しました。動く前は不安だらけでした。今の会社を辞めて後悔しないか、次でうまくやれるのか。

でも動いてみて分かったのは、世界は思っていたよりずっと広かったということです。

いきなり辞める必要はない

大事なのは、ここです。

新しいチーズを探すのに、いきなり今のチーズを捨てる必要はありません。

物語の小人たちも、最初から確信があって動いたわけではない。少しずつ迷路を歩きながら、道を見つけていきました。

現実で言えば、まず情報収集から始めればいいんです。

  • 自分の経歴でどんな求人があるのか知る
  • 今の年収が市場でどのくらいなのか知る
  • 他の会社の働き方を聞いてみる

これだけでも、視野は大きく変わります。そして知ったうえで「やっぱり今の会社がいい」と思うなら、それも立派な選択です。

動かない選択と、知ったうえで残る選択は、まったく違います。

情報収集だけでも使える

そのために一番手軽なのが、転職エージェントです。

「転職する気がないのに相談していいの?」と思うかもしれませんが、大丈夫です。むしろ「まだ迷っている段階」の人こそ、話を聞く価値があります。

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チーズが消えるのを待つより、先に迷路を少し歩いてみる。その一歩として使ってみてください。

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