お金持ちは、特別な才能がある人だと思っていました。
でも違いました。“お金を増やす仕組み”を持っている人こそが、お金持ちでした。
「将来のお金や生活、大丈夫かな…」
20代になると、急にそんな不安が増えてきますよね。社会に出て、いろいろな現実に直面するようになるからだと思います。
でも義務教育では、”お金との付き合い方”をほとんど教えてくれません。
ジョージ・S・クレイソン著『漫画 バビロン大富豪の教え』は、そんな自分に”お金の土台”を教えてくれた本でした。
正直、読む前の僕は「お金持ち=収入が高い人」だと思っていました。
でも読んでみると、本当に大事なのは「どれだけ稼ぐか」より「どう残すか」「どう働かせるか」だったんです。
しかもそれを、何千年も前のバビロンを舞台に、漫画で分かりやすく教えてくれます。だから読書が苦手な人でもかなり読みやすい一冊です。
| 書名 | 漫画 バビロン大富豪の教え |
| 著者 | ジョージ・S・クレイソン(作画:坂野旭) |
| 出版社 | 文響社 |
| 形式 | 漫画(活字が苦手でも読める) |
| こんな人におすすめ | 貯金ができない人/投資が怖い人/お金の勉強を何から始めるか迷っている人 |
「収入の10分の1を貯蓄せよ」
この本で1番有名な教えです。
最初は「そんなシンプルなこと?」「それで大富豪になんかなれないよ」と思いました。同じように思いませんでしたか?
でも読んでいくうちに気づきます。
多くの人は”余ったら貯金”なんですよね。
でも実際、余ることはほとんどありません。
なぜなら、収入が増えても、人はその分を使ってしまうから。収入が上がると、生活水準まで上げてしまうんです。
だからこの本は、こう教えます。
最初に自分へ払え。
給料が入った瞬間に、まず貯蓄を確保する。そして残ったお金で生活する。残ったお金の中で、自分の欲望に優先順位をつけていく。
順番を入れ替えるだけ。でもこれが、かなり本質だと思いました。
「お金持ち」とは、”お金に働いてもらう人”
この本でかなり印象に残ったのが「お金を働かせる」という考え方です。
『お金の大学』でも『金持ち父さん貧乏父さん』でも語られていること。やっぱり皆、同じことを口を酸っぱくして言うんですね。
普通は、自分が働いてお金をもらいます。
でもお金持ちは、お金がさらにお金を生む仕組みを持っている。
投資、配当、資産運用——数え出したらキリがありません。会社そのものも資産になりますから。
ここで納得しました。お金を増やせる仕組みを持っている人が、お金持ちなんだと。
しかもこの本は「ギャンブルで一発逆転」「FXで1日数百万円」みたいな話ではありません。
むしろ逆で”コツコツ積み上げる”大切さを何度も教えてくれます。そこが逆に信頼できました。
「住む場所」も人生への投資
「住む場所」も人生への投資
この本では「より良き住まいを持つこと」も大切だと語られます。
最初は「家って贅沢品じゃないの?」「マイホームより賃貸のほうが…」と思っていました。
でも読んで感じたのは、住む場所は心の豊かさにかなり影響するということです。
- 落ち着ける部屋
- 安心できる空間
- 自分らしくいられる場所
これは人生そのものに影響します。
実は僕は今、不動産賃貸仲介の営業をしています。毎日いろいろな方のお部屋探しに立ち会っていて、これは本当に実感します。
「家賃を1万円下げたい」という方もいれば、「多少高くても、日当たりのいい部屋に住みたい」という方もいる。
面白いのは、後者の方が生活の満足度が高そうに見えることが多いんです。もちろん無理は禁物ですが、住まいへの支出は単なる浪費ではなく「心を整える投資」でもあるんだと、この本を読んで言語化できました。
ただ、ここで一つだけ注意点があります。
「良い住まいに住む」ことと「不必要にお金を払う」ことは、まったく別だということです。
同じ部屋でも、契約の仕方ひとつで初期費用が数万円変わることがあります。不動産業界には、正直あまり知られていない仕組みがたくさんあります。仲介手数料の交渉余地、火災保険の選び方、繁忙期を外すだけで変わる条件——このあたりは、営業側にいるからこそ見えている部分です。
そういう「業界の内側から見た部屋探しの話」は、もう一つのブログにまとめています。引っ越しを考えている方は、契約前に一度覗いてもらえると、余計な出費を抑えられるかもしれません。
▶ [お部屋の裏側|賃貸業界の内側から見た、損しない部屋探し]
今は”節約しろ”ばかり言われます。それも大事です。
でも本当に考えるべきなのは「何にお金を使うと人生が豊かになるか」なんだと思います。良い住まいにはお金をかける。でも払わなくていいお金は、しっかり削る。この本の言う「黄金法則」も、結局そういうバランス感覚の話なんだと思います。
「稼ぐ力」だけでは不安は消えない
副業、フリーランス、稼ぐ力——今はそんな言葉を見聞きしない日がありません。
もちろん大事なことです。
でもこの本を読んで感じたのは、まず**「貯める力」「増やす力」がないと、お金の不安は永遠に消えない**ということでした。
どれだけ収入が増えても、全部使ってしまえば生活は変わりません。
逆に、貯める・守る・増やすを少しずつ覚えると、人生の安心感がかなり変わります。
「お金の余裕=心の余裕」という言葉がありますが、本当にその通りだと思います。
漫画だから、読書が苦手でも読める
この本が人気な理由は、漫画形式で読めることです。
- お金の本が苦手
- 読書をしない
- 投資が難しそう
という人でも、かなり入りやすい。
でも内容はかなり本質的です。読んでいて「もっと早く知りたかった」と思いました。
「10分の1」を、実際にどう貯めるか
ここからが本題です。
この本の教えはシンプルです。
- 収入の10分の1を先に取り分ける
- 残りで生活する
- 取り分けたお金に働いてもらう
読んで「なるほど」で終わらせず、実際にやってみてほしいと思います。理由は、この教えは仕組み化すれば、意志の力がいらなくなるからです。
「先取り」は、自動化するのが一番強い
「最初に自分へ払え」を毎月手動でやろうとすると、たいてい続きません。今月はちょっと厳しいな、来月からにしよう——そうやって崩れていきます。
でも、証券口座で毎月の自動積み立てを設定すれば、これが自動で実行されます。
給料日の翌日に、決まった額が自動で投資に回る。あとは残ったお金で生活するだけ。バビロンの教えが、そのまま仕組みになるわけです。
しかも取り分けたお金は、ただ寝かせるのではなく「働いて」くれます。この本の言う「お金に働いてもらう」も同時に達成できます。
なぜ楽天証券なのか
私が使っているのは楽天証券です。理由は3つあります。
1. 月100円から自動積み立てできる 「10分の1も出せない」という人でも大丈夫です。まず月1,000円でも、習慣を作ることに意味があります。金額は後からいくらでも増やせます。
2. 楽天カード決済でポイントが貯まる 積み立てを楽天カード払いにすると、投資しながらポイントが付きます。同じ額を積み立てているのに、実質的にお得になります。
3. スマホだけで完結する 口座開設も本人確認もアプリでできます。「難しそう」と思っている人ほど、拍子抜けするくらい簡単です。
口座開設は無料です。まずは口座を作って、月1,000円の自動積み立てを設定してみてください。それだけで、この本の教えを実践したことになります。
積み立てと組み合わせるなら、楽天カードも作っておくとポイント効率が変わります。年会費は永年無料です。
まとめ
- 収入の10分の1を、余ったらではなく「最初に」取り分ける
- お金持ちとは、お金が働く仕組みを持っている人
- 住まいへの支出は浪費ではなく「心を整える投資」でもある
- 稼ぐ力だけでは不安は消えない。貯める力・増やす力が土台になる
- 「先取り」は自動積み立てで仕組み化すると続く
『バビロン大富豪の教え』は「すぐ億万長者になる方法」を教える本ではありません。
でも「お金に困りにくい人生」を作るための考え方を教えてくれる本です。
そして何より感じたのは、お金の不安は、”知識がない不安”でもあったということでした。
もし今、将来が不安・貯金できない・投資が怖い・何から始めればいいか分からない、そんな気持ちがあるなら、一度読んでみてください。
読み終わったあと、”お金との向き合い方”が少し変わるかもしれません。
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