【お金の超基本 要約】「このまま働いてれば大丈夫」と思っていた自分が、初めて将来を怖いと思った本

💰 お金を学ぶ本

子どもの頃、なんとなく思っていました。

「ちゃんと働いていれば、普通に生きていける」と。

でも『改訂新版 節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けない お金の超基本』を読んだとき、その”普通”がもう危ない時代なんだと気づきました。

物価は上がる。税金も増える。でも給料は、急に倍になったりしません。

この本は、そんな”なんとなくの不安”を、ちゃんと数字の現実として見せてくる本でした。

読む前の自分は「なんとかなるだろ」と思っていました。毎月働いて、給料をもらって、少し貯金して。

でも読んで、かなり怖くなりました。

自分がこれから稼げるお金は、思っているより少ない。そして逆に、これから必要になるお金は、思っている以上に多い。

その事実を、感覚ではなく数字で突きつけられたからです。

書名改訂新版 節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けない お金の超基本
著者泉美智子(監修)/坂本綾子(著)
出版社朝日新聞出版
特徴図解が多く、お金の全体像がつかめる入門書
こんな人におすすめ将来のお金が漠然と不安な人/投資が怖い人/何から始めるか分からない人

実際に計算してみたら、65歳時点で足りなかった

この本は投資のテクニック本ではありません。

最初に教えてくれるのは「現実を見ること」です。

老後資金、教育費、家賃、税金、保険、物価上昇——こういう”生きるだけで必要なお金”を、順番に計算していきます。

正直「え、こんなに必要なの…?」となります。

私も本の中の計算式を使って、自分の目標貯蓄額を出してみました。

結果は、今の収入ペースだと65歳時点でかなり足りない、でした。

これは結構ショックでした。

なんとなく「働いていればなんとかなる」と思っていたものが、数字にした瞬間に崩れたからです。

でも同時に、こうも思いました。

今、気づけてよかった。

知らないまま40代、50代になる方が、はるかに怖いですから。

この本の一番の価値は、自分の現在地を数字で把握させてくれることだと思います。


「お金がない人」より、「考えない人」が危ない

読んでいてかなり感じたのは、お金の問題は”収入”だけではないということでした。

  • 固定費を把握していない
  • 将来必要なお金を知らない
  • 貯金目標がない
  • 投資を怖がって何もしない

こういう状態のほうが、実はかなり危ない。

今はSNSで「一発逆転」「仮想通貨」「副業で月100万」みたいな情報が大量に流れてきます。

でもこの本は真逆で「まずは土台を作ろう」と言ってきます。

そこが逆に信頼できました。


「複利」は、お金持ちだけの武器じゃなかった

この本を読んで、一番印象が変わったのが積み立て投資です。

それまでの自分は「投資はお金がある人がやるもの」だと思っていました。

でも違いました。

本当に重要なのは”早く始めること”だったんです。

なぜなら、複利は「時間」を味方につける仕組みだから。

毎月少額でも、20代から積み立てる人と、40代から始める人では、最終的にかなりの差が出ます。

しかも面白いのが「一気に増やす」ではなく「長く続ける」という発想なんですよね。

ここは、かなり現実的でした。


投資にはリスクがある。でも「何もしないリスク」もある

ここも大事なポイントでした。

多くの人は「投資=怖い」と思っています。もちろん分かります。実際、元本割れすることもあります。

でも逆に、「銀行に置いておくだけ」にもリスクがある時代なんですよね。

インフレ、円安、物価上昇——何もしない間にも、お金の価値は少しずつ減っていきます。

だからこの本は「リスクをゼロにしろ」ではなく「リスクを理解して減らそう」と教えてくれます。

  • 長期で持つ
  • 積み立てる
  • 分散する

この考え方を知るだけでも、お金への不安はかなり変わると思いました。


読書が苦手でも読みやすい

この本は図解が多く、専門用語にも解説がついているので、お金の本を初めて読む人でも読み進められます。

「お金の全体像を一度ちゃんと把握したい」という人には、最初の一冊としておすすめです。


「足りない」と分かったあと、何をするか

ここからが本題です。

私はこの本の計算式で、65歳時点で足りないと分かりました。

では、どうすればいいのか。

方法は3つしかありません。

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 資産を運用する

このうち1と2には限界があります。給料は急には上がらないし、節約できる額にも上限がある。

でも3だけは、時間さえかければ誰でも使える方法です。

「早く始める」が、そのまま有利になる

この本が教えてくれた複利の話を、具体的な数字で考えてみてください。

毎月1万円を年利5%で積み立てた場合、

  • 25歳から65歳まで(40年)→ 元本480万円が、約1,500万円
  • 45歳から65歳まで(20年)→ 元本240万円が、約410万円

元本は2倍の差なのに、最終額は3倍以上の差になります。

この差を生んでいるのは、才能でも収入でもありません。始めた時期だけです。

つまり、投資において一番もったいないのは「損すること」ではなく「始めないまま時間が過ぎること」なんです。

(※上記は概算です。運用成績は市場環境により変動し、元本割れの可能性もあります)

まずは口座を作るところから

この本を読んで「たしかにマズいかも」と思ったなら、次にやることは一つです。

証券口座を作ることです。

投資を始めようと思っても、口座がなければ何もできません。逆に口座さえあれば、月100円からでもすぐ動けます。

私が使っているのは楽天証券です。

  • 月100円から積み立てできる。まず習慣を作れる
  • 楽天カード決済でポイントが貯まる。投資しながらお得になる
  • NISA口座も同時に申し込める。利益にかかる約20%の税金がゼロになる
  • 口座開設も本人確認もスマホで完結する

口座開設は無料です。「まだ投資する余裕がない」という段階でも、口座だけ先に作っておけば、準備ができたときすぐ動けます。

今日が一番若い日です。

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積み立てと組み合わせるなら、楽天カードも作っておくとポイント効率が変わります。年会費は永年無料です。

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まとめ

  • この本の価値は、必要な金額を数字で把握させてくれること
  • 実際に計算したら、今のペースでは65歳時点で足りなかった
  • お金がない人より「考えない人」のほうが危ない
  • 複利は「時間」を味方につける仕組み。早く始めた人が有利
  • 投資にリスクはあるが、何もしないことにもリスクがある

『お金の超基本』は「すぐお金持ちになる方法」を教える本ではありません。

でも「将来お金に困らないために、今何を知るべきか」を、かなり分かりやすく教えてくれる本です。

読んで何より感じたのは、お金の不安は”知らない不安”だったということでした。

もし今、将来がなんとなく不安・貯金できない・投資が怖い、そんな気持ちがあるなら、一度読んでみてほしいです。

読み終わったあと、”お金への向き合い方”が少し変わるかもしれません。


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