【おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則 要約】「コミュ力がある人」がやっていることは、才能じゃなかった

🗣 人間関係・会話の本

最近、ふと思うんです。

社会人って、結局「人間関係」じゃないかって。

仕事ができても、空気が悪い・会話が噛み合わない・距離感がおかしい・雑談が苦痛。これだけで、普通に評価が下がる。

逆に「なんか話しやすい人」というだけで、得をする。

しかも怖いのが、この差は年齢を重ねるほど広がるということです。

若いうちは勢いや愛嬌でなんとかなる。でも30代、40代になると、コミュニケーション能力の差が、そのまま居場所の差になっていく。

今回紹介するのは、そんな「人との距離感」に悩んでいる人におすすめしたい一冊。

芝山大補さんの『おもろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則』です。

この記事では、

  • なぜ「最近どう?」が相手を困らせるのか
  • 会話が続く人がやっている「話の振り方」
  • ツッコミが上手い人の共通点

を、実際に読んで試した感想を交えて紹介します。

項目内容
書名おもろい話し方
著者芝山大輔
特徴お笑いの技術を、日常会話に落とし込んで解説
こんな人におすすめ雑談が苦手な人/会話が続かない人/距離感を間違えがちな人

「なれなれしい」と「仲がいい」は違う

この本を読もうと思ったきっかけがあります。

以前、職場の先輩がこんなことを言っていました。

「”なれなれしい”と”仲がいい”を勘違いする人がいる。そこの線引きが大事」

この言葉が、妙に頭に残っていました。

確かに、距離を縮めようとして失敗する人は多いです。

  • 急にタメ口になる
  • いじりすぎる
  • 馴れ馴れしく絡む
  • 空気を読まずに踏み込む

でも本当に会話が上手い人には、礼儀があります。そのうえで、自然と相手を笑わせる。

つまり必要なのは「失礼なおもしろさ」ではなく「礼儀のあるおもしろさ」なんですよね。

その感覚を学びたくて、この本を読みました。


「最近どう?」は、実は優しくない

この本で最も印象に残ったのが、”話の振り方”についてでした。

たとえば、

「最近どう?」 「最近なんか面白いことあった?」

こういう聞き方。一見、普通ですよね。

でも実際は、相手を困らせてしまうことがあります。

なぜなら、話を振るという行為は「相手の頭の中からエピソードを探してもらう作業」だからです。

探しにくい聞き方をされると、人は地味に疲れる。

これを読んだときは、かなりハッとしました。

会話が上手い人は、テーマを決めて振る

では、どう振ればいいのか。

答えは具体的に、テーマを決めて振ることです。

❌「最近どう?」 ⭕「この前行ってた旅行、どうだった?」

❌「なんか面白いことあった?」 ⭕「一人暮らし始めたって言ってたけど、もう慣れた?」

❌「元気にしてる?」 ⭕「転職した友達、その後どうなったの?」

違いは、相手が答えを探す範囲です。

前者は「面白いこと」という広すぎる箱の中から探させている。後者は、すでに答えの場所が決まっている。

だから相手は考えずに話せる。

実際、これを意識するようになってから、会話の空気感が変わりました。

雑談が続く。相手が笑う。距離が自然と縮まる。

コミュ力はセンスだけでなく、技術なんだと思いました。

「具体的に振る」ためには、覚えておく必要がある

一つだけ、気づいたことがあります。

具体的に振るには、前提として相手の話を覚えている必要があるんですよね。

「この前行ってた旅行」と振れるのは、以前その話を聞いていて、覚えているからです。

つまりこの技術の本質は、話し方のテクニックではなく「相手にちゃんと関心を持っているか」なのかもしれません。

営業をしていると、これは強く実感します。前回の雑談を覚えているだけで、お客様の反応がまるで違う。


愛される人は、「ツッコミ」が上手い

この本はお笑いの話だけでは終わりません。社会人に直結する内容が多いです。

特に面白かったのが「ツッコミ」について。

世の中には、意外と”ボケる人”が多い。冗談を言う人、変なことを言う人、わざとズラす人。

でも、そのボケを拾えないと会話は止まります。

逆に、上手くツッコめる人は場が温まる。

著者は、ツッコミで大事なのは**「違和感探し」**だと言います。

そしてさらに重要なのが“間”

  • わかりやすいボケ → 即ツッコミ
  • 微妙なボケ → 少し間を空ける

これだけで空気が変わります。

実際、この本を読んでから、変に気を遣いすぎずに会話できるようになりました。結果として、人間関係もラクになった気がします。


この本は「陽キャになる本」ではない

誤解されそうなので書いておきます。

この本は、無理に面白い人になるための本ではありません。

むしろ逆で、“相手が話しやすい空気を作る本”です。

だから、

  • 雑談が苦手
  • 人見知り
  • 会話が続かない
  • 距離感を間違えがち
  • 職場の人間関係がしんどい

そういう人ほど役に立つと思います。

コミュ力は生まれつきではありません。知識と練習で、少しずつ改善できる。

そしてその差は、数年後に想像以上に大きくなると思います。

会話術は、聴いて学ぶのも相性がいい

会話の本は、実は耳で聴くのにも向いています。

理由はシンプルで、会話は音だからです。

「間の取り方」や「テンポ」は、文字より音の方が伝わります。しかも通勤中に聴いて、その日の職場で試せる。

Audibleは無料体験があるので、この1冊で試してみるのもいいと思います。

\無料体験あり/ Audibleで聴いてみる

通勤中や家事の合間に、1章ずつ聴けます。


まとめ

  • 必要なのは「失礼なおもしろさ」ではなく「礼儀のあるおもしろさ」
  • 「最近どう?」は、相手に探させる負担が大きい
  • テーマを決めて具体的に振ると、会話は続く
  • 具体的に振るには、相手の話を覚えていることが前提
  • ツッコミの鍵は「違和感探し」と「間」

『おもろい話し方』は、コミュニケーションを技術として教えてくれる本です。

センスがないと思っている人ほど、読んでみてほしい。

読み終わったあと、明日の雑談が少し変わるかもしれません。


あわせて読みたい記事

会話・人間関係のテーマでは、こちらの記事もおすすめです。

【雑談の一流、二流、三流 要約】「コミュ力がない」と悩んでいた自分が、”会話の勘違い”に気づかされた本

【人は話し方が9割 要約】会話が苦手な人ほど読んでほしい。”話し上手”より大切なこと

【本物の気づかい 要約】「仕事ができる人」より”また会いたい人”が最後に強い理由

コメント

タイトルとURLをコピーしました