【となりの億万長者が17時になったらやっていること 要約】頑張ってるのに幸せじゃない人へ|本当の豊かさとは何か

💰 お金を学ぶ本

お金持ちって、もっとギラギラしていると思っていました。

でも本当に豊かな人は、”早く帰って、大切な人とご飯を食べる人”だった。

毎日ちゃんと頑張っている。仕事もしているし、将来のことも考えている。なのに、なぜかずっと疲れている。

嶋村吉洋著『となりの億万長者が17時になったらやっていること』は、そんな人の心にかなり刺さる本でした。

正直、僕はずっと「成功する人=ずっと働いている人」だと思っていました。

朝から晩まで働いて、寝る時間を削って、常に忙しくしている人が”すごい人”なんだと。

SNSを見ても、忙しいアピール、成功者の豪華な生活、「努力こそ正義」みたいな空気。だから気づかないうちに「もっと頑張らなきゃ」「まだ足りない」と自分を追い込んでしまう。

でもこの本は、その考え方を静かに変えてくれます。

書名となりの億万長者が17時になったらやっていること
著者嶋村吉洋
出版社PHP研究所
こんな人におすすめ頑張っているのに満たされない人/忙しさに疲れている人/本当の豊かさを考えたい人

本当に豊かな人は、「自由な時間」を持っていた

この本を読んで1番驚いたのが、ここでした。

タイトルにもある通り、億万長者たちは17時になったら帰る。

もちろん全員ではありません。でも本当に豊かな人ほど「時間」をめちゃくちゃ大切にしています。

なぜなら、お金は増やせても、時間だけは戻ってこないから。

シンプルですが、かなり深い言葉だと思いました。

  • 子どもとご飯を食べる時間
  • パートナーと笑う時間
  • 好きな本を読む時間
  • 何もしない時間

こういう”人生そのもの”みたいな時間を、本当に大切にしている。

逆に多くの人は、幸せになるために働いているのに、働きすぎて幸せを感じる時間を失っています。

この本は、その矛盾を静かに教えてくれます。


「お金持ち=派手」は、ほとんど幻想だった

多くの人は「お金持ち」と聞くと、高級車・ブランド・タワマン・豪華な生活を想像すると思います。

でもこの本に出てくる億万長者たちは、驚くくらい普通の人たちです。

派手に見せびらかさないし、無駄なお金も使わない。

なぜか。

「人にどう見られるか」より「自分がどう生きたいか」を大切にしているからです。

今はSNSの時代なので、他人と比べるだけで疲れてしまいます。「もっといい家に住みたい」「もっと稼がなきゃ」「周りより上に行かなきゃ」と。

でも本当に豊かな人は、その”競争”から少し降りている。だから心に余裕があるんです。

これって、実はすごく幸せなことなんじゃないかと思いました。


「収入を増やす」より大切なこと

この本は「もっと稼げ」という本ではありません。

むしろ逆で、お金を使わなくても幸せを感じられる人は強い、という考え方が何度も出てきます。

  • 見栄のための買い物を減らす
  • 本当に必要なものを知る
  • 無理な付き合いを減らす

こういう小さなこと。でも実際、人生をラクにするのはこういう部分だったりします。

物価が上がり、将来が不安で、SNSで比べてしまう時代だからこそ、「何を増やすか」より「何を減らすか」の方が大事なのかもしれません。


なぜ彼らは17時に帰れるのか

ここで一つ、考えたいことがあります。

億万長者が17時に帰れるのは、たまたま時間に余裕があるからではありません。

自分が働かなくても、お金が働いてくれる仕組みを持っているからです。

労働収入だけに頼っていると、時間はどうしても切り売りになります。稼ぎたければ働く時間を増やすしかない。だから帰れない。

でも、資産が生む収入があれば、働く時間と収入が切り離されます。その差が「17時に帰れるかどうか」に表れているんです。

つまりこの本が教えてくれる”豊かさ”には、前提があります。

時間を大切にできる状態は、お金の仕組みがあってこそ作れる。

もし「自分もいつか、時間に追われない生き方をしたい」と思ったなら、そのための土台づくりについては、こちらの記事にまとめています。

▶【お金の大学 要約】給料は増えないのに物価だけ上がる時代に、”お金に困らない人”がやっていること

▶投資を始めたい人が最初に読むべき一冊|株価の正体と「貯蓄だけでは損する」理由


この本は、「人生の速度」を少し落としてくれる

読んでいて何度も感じたことがあります。

「こんなに急いで生きなくてもいいのかもしれない」

今の時代は本当に速い。情報も多いし、比較も多いし、焦らされることも多い。

だから気づかないうちに「ちゃんと生きる」より「置いていかれない」ことばかり考えてしまう。

でもこの本は、”豊かさ”って本来もっと静かなものなんだと教えてくれます。

  • 心に余裕がある
  • 好きな人と過ごせる
  • 明日の不安が少ない
  • 自分の時間を持てる

そういう人生。派手ではありません。でも読んでいて「こういう人生、いいな」と素直に思えました。


読書が苦手な人でもかなり読みやすい

この本の良いところは、難しい経済書のように専門用語だらけ・数字ばかり・難しい理論、ではないところです。

しかも「今の自分に関係ある」と思える話が多いので、自然と読み進められます。

  • お金の本が苦手
  • 読書をしない
  • 自己啓発っぽい本が苦手

そんな人でも入りやすい一冊だと思います。


まとめ

  • 本当に豊かな人は、お金より「時間」を大切にしている
  • お金持ち=派手は幻想。競争から降りているから心に余裕がある
  • 「何を増やすか」より「何を減らすか」
  • 17時に帰れるのは、お金が働く仕組みを持っているから
  • 豊かさとは、静かで、当たり前の日常の中にある

『となりの億万長者が17時になったらやっていること』は「お金持ちになる方法」を教える本ではありません。

でも「どう生きたら、ちゃんと幸せを感じられるのか」を丁寧に考えさせてくれる本です。

もし今、

  • 毎日なんとなく疲れている
  • 頑張っているのに満たされない
  • 将来が少し不安
  • 人生を見直したい

そんな気持ちがあるなら、一度読んでみてほしいです。

読み終わったあと、”豊かさ”の意味が少し変わるかもしれません。


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